次にLEDテープライトの種類についてまとめてみます。
LEDテープライトは、発色の仕方と防塵・防滴仕様の違い
で分けられます。
まず発色ですが、大別して「RGB」と
「単色(シングルカラー)」に分けられます。
RGBは文字通り、RGB(赤緑青)3色のLEDを
1つのチップに埋め込み、
発光を調整することで様々な色を出せます。
色の変更はテープにつないだコントローラで行います。
コントローラにはRF受光部が付いており、
離れたところから付属のリモコンで電源入り切り、
色の変更ができます。リモコンの種類にもよりますが、
16〜20の単色をボタンひとつで変更できます。
また、リモコンには単色の変更以外に、
ある一定の間隔、色で発光を換える「パターン変更」の
ボタンもいくつか付いています。
例えば赤緑青といった決まった色が
フェードインフェードアウトで繰り返し発光できたりします。
他方、単色テープは決められた色だけが
ずっと点灯します。専用の調光器をテープにつなぐことで
電源の入り切り、光の強さの調整が可能です。
LEDテープライトは防塵・防滴の
仕様によっても大別できます。
通常、室内に使用するものについては
防水・防滴仕様で作られていない非防水タイプ(IP20)です。
IPというのは、防塵、防水の等級を表す表示です。
ちなみに水中での使用も可能な「完全防水タイプ」はIP68です。
数字が大きいほど防塵防水機能は高いです。
テープライトではLEDチップの載った
基盤表面を特殊なジェルで覆ったものがIP65、
非防水の本体をシリコンチューブに入れたものがIP67の等級です。